【2024年最新】ベトナムでバイクを運転するのに必要なもの

ベトナムでバイクを運転したい!という方もいると思います。5年ほど前までは交通法規の運用もルーズであまり免許の問題にかることは少なかったのですが、近年は交通事故の増加など政府の対応も年々厳しくなってきております。

交通警察の取り締まりも多く、止められることも増えてきました。特に午後1−3時と夜19−21時の飲酒のチェックは各所で行われており、罰金も最大8百万ドン(47,000円)と高額になっています。アルコール検知機に息を吹きかけ測定する方式ですが、その際に免許証と登録証の提示を求められることも増えてきています。今まではフーッと息を吹きかけて、反応しなければすぐに行っていいよという感じだったのですが、アルコール無検知でも免許や書類を見せろと言われることもあるようです。

そこでおさらいですが、ベトナムで運転するのに必要なものをチェックしていきましょう。

1運転免許証

当たり前ですが、ベトナムで運転するには免許証が必要です。日本の免許はそのままでは運転できません。バイクの運転免許にはA1(175CC以下)とA2(175CC以上)の2種類あります。日本で中型二輪(400CCまで)の免許があればA1の免許に書き換えすることが出来ます。また、大型自動二輪の免許をお持ちの方はA2免許に書き換えが可能です。

普通自動車免許しか持っていない方はベトナムの運転試験場で実技試験を受けることも出来ます。(学科は免除)

免許の書き換え方法などはYouTubeやブログなどたくさんの方がアップしているので参考にしてみて下さい。ただし、ここ最近変わった点があります。今までは3ヶ月や1年のビザで免許の書き換えが可能でしたが、ハノイ交通局とホーチミンの交通局では現在短期ビザ(1年未満)では書き換えを受け付けてもらえません。他の省の交通局で出来るかどうかはわかりませんが、ベトナム縦断バイク旅などを考えている方は注意が必要です。

なお、50CC以下のスクーターや電気バイクは自転車と同じ扱いになるため免許は不要です。(ヘルメット着用義務もない)50CCのレンタルバイクもハノイ市内にありますが、市内の移動のみになっています。

ベトナムの運転免許証

写真の下に運転出来る車両の種類が記載されています。私の場合、日本で普通自動車と大型二輪の免許なのでA2(二輪175CC以上)とB1(普通自動車)になってます。

2車両登録証

日本でいう車検証のことですが、バイクの登録証明も常に所持していなくてはなりません。最近はバイクの所有者変更手続きの法律運用が変わり、中古バイクの名義変更が難しくなっているようです。中古バイクを購入しようとしている方は注意が必要ですね。

ベトナムの車両登録証

車両の所有者の情報とナンバープレート、車体番号、エンジン番号が記載されています。

3IDカード

最後はIDカード。外国人の場合はパスポートかTRC(一時在留許可証)の所持が必要です。運転免許証と同一かチェックするようです。私は止められた時に出すように言われたことはありませんが、一応必要な書類のリストになっています。

IDカード

外国人はパスポートでもOK。運転免許と同一人物かチェックする目的のようですが今まで見せるように言われたことはありませんが。

以上がベトナムで運転するのに必要な資格や書類でした。ここ最近で外国人がバイクの無免許運転で死亡事故が起こったりしているので取り締まりが強化されているようです。軽い気持ちでベトナムは無免許でOKなんて後で後悔することがないように最低限のルールは守って運転しましょう。

これとは別に北部の中国国境地帯の立入制限区域に入域するために必要な手続きもあったりします。この手続きはあまり知られていないので地元警察の良いお小遣い稼ぎ目的の取り締まりも行われているなんてことも耳にします。「知らない」では済まされないこともあるので注意が必要ですね。

中和不動産では入居後のサポートでバイクを購入したい、駐輪場を借りたいなんてこともおこなっています。コンドミニアムやサービスアパートではそれぞれのルールもあったりするのでオーナーや管理会社と話しをしてスムーズに手続きが出来るようにお手伝いさせていただきます。

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