ベトナムのテト(旧正月)について

みんなさんこんにちは!
今回ベトナムの旧正月(Tết=テト)について紹介したいと思います。

ベトナムは今でも、中国や韓国と同じように旧暦のお正月を迎えています。
大体1月末から2月初め頃です。ベトナムの旧正月のことを「テト」といいます。ベトナム語で書くとTếtやTết Nguyên Đánとなり、「節」という意味です。この時、日本と同様、故郷に帰省して家族や親戚と新年を迎えるのが、一般的なベトナム人のお正月の過ごし方です。

ベトナムでお正月にベトナムでは何をするか一緒に見てみましょう。



2023年のテトはいつからいつまで?

ベトナムの政府官公庁ではテト休暇は1月20日(金)から1月26日まで(木)となっており、もし1月27日有休を使えば、全部で10日間がテト休みになります。 新暦の1月1日にあたる新年/元旦は1月22日(日)になります。

テト(旧正月)は何をする?

テト前は日本と同じように、新年迎える為、家の大掃除や壁塗装などして家を綺麗にします。また、正月を迎えるために家飾り用の買い物、お節料理の準備など、慌ただしい時期になります。それにより、道がいつもより混み合って、特に旧市街辺りは多くの人で賑わいます。

★旧正月の前、ベトナムでの主な活動のいくつかを紹介いたします。
・先祖代々の墓に訪問し、掃除・片付けを行う
・祭壇を掃除し、先祖を迎えるために5種類の果実やご飯のトレイ用意
・テト飾り用の花を買う。主には桃の花、梅の花
・旧暦12月23日(今年は2023年1月14日(土)) Ông Công ông Táoというキッチンの神様に備える
・大晦日を家族全員で花火を見て、迎える。
テト前の道の大渋滞と逆にハノイで働いていた人々は田舎に帰るため、テト中のハノイは静かです。



★旧正月中、ベトナムでの主な活動を紹介します。
・お寺に行って、おみくじをひきます。
・書道家(Thầy đồ)に新年の縁起のいい文字を書いてもらいます。例えば:健康や福、縁、平安、吉など
・テトフェスティバルに参加します
・親戚や友達の家にTet挨拶に行って、子供やお年寄りの方にお年玉を挙げます。

という感じで、Tet期間中は意外と忙しいですね。

旧正月のおせち

最後に一緒にベトナムのおせちやお菓子を味わいましょう。
・湯で鶏肉
・漬物
・Thit dongという冷たく、固まっている料理
・お肉の煮物
・バイン・チュンやバイン・テトというもち米で作られた料理

旧正月中の邦人の皆様の過ごし方

例年、旧正月は1月〜2月に訪れます。
その際、ほとんどの邦人の方は一時帰国もしくは旅行(フーコック島または東南アジア諸国のリゾート地など)に行かれる方が多いです。
弊社のお客様も8割近くは一時帰国もしくは旅行をされます。
ベトナムは祝日が多くない分、年末年始で帰国される方、旧正月で帰国される方のどちらかになります。
ハノイの駐在員の動向とホーチミンとでは過ごし方も若干かわるかもしれません。

旧正月中の営業状況

旧正月中はスタッフが帰省していることが多く、掃除・洗濯が止まるアパートメントが多いです。
弊社のアパートメント(Granferte)も旧正月中は掃除・洗濯は止めますが、朝食は提供する予定でございます。
その点では他のアパートと同じところもありますが、旧正月中に滞在されるお客様のために最大限の対応をする予定です。

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