レトロでお洒落なハノイのトレインストリートカフェ

ハノイの有名なスポットの一つにトレインストリートがあります。ここはハノイ駅からロンビエン駅までの区間の線路沿いに立ち並ぶカフェがあり、列車の通過を間近で見れるスポットとして有名なところです。ここ数年、観光客と列車の接触事故により、区間内の立ち入りが制限されたこともありましたが、2024年10月現在では立ち入りも出来てカフェも営業しております。

トレインストリートの歴史

鉄道路線はフランス植民時代まで遡ります。当初、線路はハノイとベトナム北部の都市を結ぶために敷設されました。ハノイ市の開発が進み、発展するつれて線路の周囲に建物が建てられていき、現在のハノイ トレイン ストリートとして知られる狭い路地が形成されました。
この狭い路地にカフェやお店ができ始めたのはここ最近で、2017年くらいに現在のような観光スポットとして知られるようになりました。

ロケーション

ハノイ駅の南側と北側にそれぞれスポットがあります。北側のトレインストリートは旧市街方面からも徒歩で行けるため混雑していることも多いです。

ハノイ駅南側の222-224 Le Duan通りにある線路沿いのスポット。列車が通過するのは午前2回、午後4回で午後少なめ。

ハノイ駅から北へ向かう路線沿いのスポット。列車が通過するのは午前2回、午後8回で午後は1時間に1回くらい通過する。

2022年8月以降、外国人観光客と列車が接触する事故や、撮影に気を取られて列車が緊急停止する事故が起きたので立ち入り禁止になったこともありました。現在はカフェの営業と立ち入りが許可されていますが人が多くなると公安が立ち入りを制限する時もあります。特に週末の15時あたりは立ち入り制限をすることが多いので時間をずらして訪れる方が良いかもしれません。

Le Duan(レズアン)通りのトレインストリートに行って来ました!

お洒落なカフェが立ち並び、旅の思い出写真にピッタリなスポットです。カフェだけではなく、お土産屋さんでショッピングを楽しむこともできます。日が暮れてからはライトアップされてるのでまた違った雰囲気もある場所となります。

カフェレストラン「Hanoi1990s」

今回はトレインストリートの入口にある人気のカフェ「Hanoi1990s」で列車を待つことにしました。ここのメニューはドリンクとフード。列車の通過を待ちながらランチも良いかもしれません。席代4万ドン(240円)を払えば注文しなくても座れます。

トレインストリートの入口。ここから100mほどお店が線路沿いに連なっています。

お店には列車の通過する時間を表示しています。

英語のMENU。ドリンクは240円から360円くらいです。ビールやワインなどアルコールもあります。

注文したのはアボガドスムージー60KVND(360円)とエッグカカオ50KVND(300円)。

平日の午後ですが観光客が多いです。線路の横を歩いて行けます。

こちらはシルクのお土産屋さん。

夜のライトアップのようす。涼しくなるので人も多くなります。

列車が通過する10分前から店員さんがお客さんを誘導して席から立たないように注意します。

Phung Hung(フンフン)通りのトレインストリート

フンフン通りのトレインストリートは旧市街から徒歩で散策できるため、レズアン通りのスポットよりも混雑しています。トレインストリートの道幅もレズアン通りよりも若干狭いですが、お店の数も多いので2つのスポットを比べてみてはいかがでしょうか?

まとめ

ハノイのトレインストリートは間近を通過する列車をご覧いただけるので、日本では味わえない体験が出来るのが魅力です。思いのほか近くをを通過するので店員さんたちが事故が起きないように誘導にしたがってください。ビデオやカメラなどに夢中になってしまわないように注意が必要です。何度か外国人の観光客の接触や緊急停止事故があり、今後危険防止のため立入禁止になることも話しに出ています。
線路沿いの建物はお店だけではなく一般の住宅もあり、ベトナムの生活風景を垣間見れるスポットでもあります。レトロでお洒落れなスポットなのでおすすめです。

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