Cafe Giangの歴史
ハノイの老舗カフェ「Cafe Giang」(カフェジャン)はベトナムで初めてエッグコーヒーを提供したお店で有名です。ハノイ観光のガイドブックやWEBやブログでもたくさん紹介されています。
このカフェは946年にグエン・ヴァン・ザン氏 ( Nguyen Van Giang) が5つ星ホテルのメトロポール・ハノイ(Metropole Hanoi)でバーテンダーとして働いていたときに、最初にカウ・ゴー通り( Cau Go) にオープンしました。しかしこの時代のベトナムは貧しく、多くの浮き沈みを経験したジャン氏は、一度コーヒーの販売をやめなければなりませんでした。当時の人々は経済的に貧しく、カフェを楽しむ余裕がある人は限られており、また新鮮な牛乳は入手困難でした。誰もが手頃な価格で美味しいコーヒーを楽しめるように、ジャンさんはミルクの代わりに卵を使うことを思いつき、1986年からハンガイ通り( Hang Gai)でこのたまごコーヒーをメニューに入れ、提供を開始しました。
Cafe Giangの店舗展開
ジャン氏の死後、彼の子供たちは父親の職業を続け、2つのジャンコーヒー店をオープンしました。現在、ハノイには2店舗のカフェジャンでエッグコーヒーを味わうことが出来ます。
ご存知の方も多いですが、実は日本にもお店があります。横浜の中華街にもお店があります。
Nguyen Huu Huan
2007年にこの場所に移転して現在も様々な国からの観光客やベトナム国内からの来店者で賑わっています。お店の雰囲気は2007年に移転した当時と変わらずレトロな雰囲気が特徴です。
Lotte Westlake
2023年のオープンしたLotte west Lakeにもオープンしました。新しいお店で、ホアンキエムにあるレトロ感のあるタイプではなく、おしゃれなデザインが特徴です。
実際にNguyen Huu Huan店に行ってみました
2024年10月、ハノイも朝晩は涼しく感じられる季節になり過ごしやすくなってきました。Cafe Giangは観光客いつも混んでいるイメージですが、実際にお店へ足を運んで現在の状況を確認してみました。
まとめ
ホアンキエムにある店舗は旧市街や教会の街並みを徒歩で観光する間に訪れることが出来る場所にあるので便利です。周りにはギフトショップなどもあります。趣のある店舗で、小さい椅子やテーブルに戸惑う人も多いかもしれません。エッグコーヒープリンのような食感と味で飲み物というよりスイーツという感じです。ベトナムはエッグコーヒーの他、塩コーヒー、フルーツのフレーバーのコーヒーなどたくさんの種類があります。今では他のお店でもエッグコーヒーをメニューに入れてるお店もたくさんありますが、ここはその発祥のお店。お土産話しにもなるので立ち寄って体験するのも良いと思います。