現在運行中のメトロ路線(2A号線・3号線)概要
カットリン駅前の様子(メトロ2A号線)。2011年着工から10年を経て2021年11月に開業しました。駅舎は3層構造で大規模。
現在、ハノイ市内で営業中の都市鉄道(メトロ)は2路線です。1つはグリーンのラインカラーで表示される「2A号線」(カットリン~ハドン)で、ハノイ初のメトロ路線として2021年11月に開業しました。全長13kmに12駅(全て高架)を有し、市中心部のドンダー区カットリン駅から南西方向ハドン区のバス停留所近くまで結んでいます。もう1つはエンジ色のラインカラーの「3号線」(ニョン~ハノイ駅)で、2024年8月にその一部区間(ニョン~カウザイ間、高架8駅)が開業しました。3号線は西側郊外のニョン地区から市中心部方面へ伸びる路線で、全体計画12.5km中まず高架区間8.5km(ニョン~カウザイ)が開業し、残りの地下区間4km(カウザイ~ハノイ駅)は建設中です。
現在運行中の2路線の基本データは以下の通り。

路線名 | 区間 | 駅数 | 開業 | 一日乗客数(目安) |
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2A号線 (Cát Linh – Hà Đông) | カットリン駅 ~ イエンギア(ハドン)駅 (全長約13.1km・全線高架) | 12駅 | 2021年11月6日開業 | 平日4.3万〜4.4万人 週末2.2万〜2.4万人 |
3号線(ニョン – ハノイ駅) 部分開業 | ニョン駅 ~ カウザイ駅 (8.5km・高架区間のみ) | 8駅(高架) +地下4駅建設中 | 2024年8月8日開業 | 平日1.8万〜1.9万人 週末1.2万〜1.4万人 |
2A号線(カットリン~ハドン)は市中心から南西方向へ伸び、ドンダー区・タインスアン区・ハドン区といった人口の多い住宅エリアを結んでいます。沿線にはカットリン駅(旧市街から約2km、文廟近く)や、大通りグエンチャイ通り沿いのタイハー駅・ラン駅、国家大学駅(主要大学キャンパス近く)、環状3号線駅(環状3号線交点付近)などがあります。大型商業施設ロイヤルシティも環状3号線駅から徒歩圏に位置し、他にもラケー駅・バンケー駅周辺は近年開発が進む新興住宅街です。終点イエンギア駅は大規模バスターミナルに隣接し、郊外へのバス乗り継ぎにも便利です。運行時間は朝5時半から夜10時頃まで、ピーク時は6分間隔で運行されています。
一方、3号線(ニョン~ハノイ駅)は西郊外の新都市開発エリアを経由して都心に向かう路線です。現在は途中のカウザイ駅までの高架区間のみ開通していますが、沿線にはナムトゥリエム区・カウザイ区など新興ビジネス街や大型マンション群が立地するエリアが含まれます。例えばミーディン・韓国人街に近いレドゥクト駅や、在住日本人にも人気の高いディスカバリーコンプレックス(チュアハー駅直結)、インドシナプラザハノイ(国家大学駅近く)といった複合施設が沿線に位置し、開業後は都心へのアクセス改善で注目を集めました。3号線高架区間は開業記念として最初の2週間は無料運行され、延べ100万人以上の市民が体験乗車したと言われています(最大で1日10万人超が利用)。有料化後の現在は平日1日あたり約1.8〜1.9万人、週末1.2〜1.4万人の乗客数で推移し、3か月間の累計利用者は200万人を超えました。2A号線も開業から3年で徐々に利用が定着し、現在は平日平均で約4.3万人が乗車しており、メトロが市民の新たな交通手段として根付きつつあります。
各駅周辺の利便性という観点では、メトロ開業に合わせて駅近くのバス路線も整備され、パークアンドライド駐車場の整備も進められています。例えば2A号線カットリン駅は中心部に位置し、快速バスBRT路線への乗換拠点にもなっています。沿線のハドン区は以前は「遠い郊外」の印象がありましたが、メトロ開業後は都心への通勤が概ね30分程度で可能となり、沿線に住むメリットが増しました。3号線沿線のカウザイ区やバクトゥリエム区は元々日本人駐在員にも人気のエリアで、将来的にハノイ駅まで路線が延伸すれば旧市街(ホアンキエム)方面への直通アクセスが確立するため、一層利便性が高まるでしょう。
建設中の区間の進捗状況(3号線地下区間など)
現在ハノイ市で建設が進むメトロ路線は、主に先述の3号線の未開業区間(カウザイ~ハノイ駅の地下区間)です。地下4駅(キムマー、カットリン、バンミエウ、ハノイ駅)を含む4kmのトンネル区間は2010年に着工しましたが、用地確保やパンデミックの影響で度重なる遅延に見舞われました。2024年7月末にシールドマシン(トンネルボーリングマシン、愛称「Thần Tốc=神速」)がキムマー駅(S9)からカットリン駅(S10)方向に向けて掘進を開始し、その後およそ6か月間で全長1,338mのトンネル掘削に成功しカットリン駅に到達しました。2025年2月には2台目のTBMもキムマー駅から発進しており、2025年末までに地下トンネル区間の全掘削を完了する予定とされています。地下区間の土木工事進捗率は2025年3月時点で約55.4%に達しており、関係者は「地下区間の完成は2027年を目標」と公式発表しています。

3号線地下区間の注目スポットとしては、キムマー駅(S9)が挙げられます。ここは繁華街キムマー通り沿いに位置し、将来的に地上バスターミナルとの結節点&車両基地になる計画です。またカットリン駅(S10)は既存2A号線カットリン駅に隣接し、将来ハノイ初のメトロ路線同士の乗換駅となります。地下工事に伴いカットリン駅周辺では大規模な掘削が行われ、駅直上には換気塔や地下への工事用アクセス施設が出現している状況です。市中心部ハノイ駅(S12)までトンネルが貫通すれば、旧市街エリアまでメトロ3号線が一直線に乗り入れることになり、ハノイの公共交通ネットワークに大きなインパクトを与えるでしょう。
そのほか建設中の区間としては、1号線(イエンヴィエン~ングオックホイ)計画の一部である長大高架橋や、2号線(ナムタンロン~チャンフンダオ)の一部準備工事などがあります。ただしこれらは本格着工に至っておらず、実質的に工事が稼働しているのは3号線地下区間のみです。ハノイ市当局もまずは3号線全線開業に注力しており、トンネル工事の進捗を逐次メディアに公開して市民の関心を高めています。「運輸インフラが通れば、その周辺地域の発展が進む」というのはハノイ市副主席ズオン・ドゥック・トゥアン氏の言葉ですが、まさに地下区間の完成は沿線地域の発展に直結する重要プロジェクトと言えます。
2025年以降に着工・計画されている新路線(5号線 他)

ハノイ市では2025年以降、新たなメトロ路線の建設に着手する計画が具体化しつつあります。中でも「5号線」(バンカオ~ホアラック)は注目度が高いプロジェクトです。5号線は市西部バーディン区バンカオ(西湖近く)から、市郊外のホアラックハイテクパーク方面までを結ぶ全長約38.4kmの路線で、21駅を予定しています。2025年末までの起工を目標に現在準備が進められており、投資額や施工計画の最終調整段階です。5号線が完成すれば、西湖・ゴックハインなど日本人居住エリアを経由して、西側郊外の工業団地や新都市開発地帯への大量高速輸送が可能となり、渋滞緩和と郊外開発促進の双方に寄与すると期待されています。
また、「2号線」(ノイバイ国際空港~市中心~ホアンマイ方面)も2025年以降に動きが出る見通しです。2号線は元々日本のODA支援で計画が進められていた路線で、当面はナムタンロン(西湖付近)~チャンフンダオ(旧市街近く)の11.5km区間の建設開始を目指しています。2023年に一時中断していた日本コンサルタントとの協議が再開され、2025年7月までにプロジェクト文書の改訂案をまとめる予定です。用地買収の遅れなど課題も多く、特に起点側のスアンディン車両基地予定地では住民187世帯の立ち退き補償が難航していると報じられています。それでも市政府は2025年10月にスアンディン車両基地着工、2026年第4四半期から本格工事という工程を承認し、実現に向けて動き始めました。
この他にも、より構想段階の路線として「4号線」(環状ライン)、「6号線」(ノイバイ空港~ンオックホイ南郊ターミナル)、「7号線」「8号線」などがあります。ハノイ都市鉄道管理局(MRB)は2025年に10路線分の投資計画立案を完了し、2026年以降順次残りの路線の詳細計画に着手する方針です。これは2023年に国会で可決された首都建設マスタープラン(決議第188号)に沿った動きで、2030年代までに主要路線の整備に道筋をつける狙いがあります。5号線と2号線が2025年前後に相次いで着工すれば、ハノイの都市鉄道整備はいよいよ第二幕に入り、現在の2路線体制から一気にネットワーク拡大期へ移行すると言えるでしょう。
ハノイ都市鉄道マスタープラン(8路線体制と空港接続構想)
ハノイ都市鉄道の将来計画路線図(公式資料より抜粋、2025年策定)。8つのメトロ路線と2つのモノレール路線が色分けで示されている。
ハノイ市は長期的な都市鉄道マスタープランとして「8路線体制」の構築を掲げています。将来的に都市鉄道ネットワークは総延長320km以上(地下区間81km・地下駅68駅を含む)におよび、市内主要エリアをカバーする計画です。2025年7月、ハノイ市人民評議会は地下鉄道8路線の整備推進を正式決議し、同時に道路トンネルや地下駐車場、大規模ケーブル共同溝の建設も併せて奨励する方針を明らかにしました。この8路線計画には、現在運行中の2A号線・3号線の延伸や、建設準備中の2号線・5号線を含むほか、新規構想の路線も含まれています。路線名で示すと以下のようなルートが挙げられます。
- ノイバイ空港〜旧市街〜トゥオンディン〜ブオイ方面(2号線の延伸を含む北部空港連絡ルート)
- チョイ〜ニョン〜イエンソー方面(3号線の延伸:西北郊外トゥイ地区から都心を経て南郊ホアンマイ区まで)
- メーリン〜サイドン〜リエンハー(4号線:環状に近いルートで東北部郊外連絡)
- バンカオ〜ホアラック(5号線:西部郊外への延伸軸)
- ソンドン〜マイジック(7号線想定ルートの一つ)
- リンナム〜ズオンザー、及びンオックホイ〜第2空港(8号線および6号線想定ルート。南東部リンナムからズオンザーまでと、南郊のンオックホイから将来新設予定の「第2空港」まで)
- カットリン〜ラングハ〜レバンルオン〜イエンギア(2A号線の延伸案)
- 環状2号道路〜南部軸道路〜第2空港(詳細未定の新ルート)
以上のように8路線すべてが完成すれば、ハノイ都市圏を隅々までカバーし、既存のBRT(バス高速輸送)やBRT計画路線、BTS(バス路線網)とも統合された総合的な公共交通網が実現します。特に目玉となるのが空港アクセスで、既存のノイバイ国際空港へは2号線で市中心部(ホアンキエム)から直結する計画があり、さらに将来建設が検討されている第2の国際空港(ハノイ南方)へも6号線or8号線で結ぶ構想です。現在「空港連絡鉄道がない」という声が高まっており、このマスタープランでも空港接続は重視されています。
なお、ハノイ市の都市鉄道計画は年々スケールアップしており、最終的なビジョンでは15路線・総延長616.9km(モノレール等含む)に達するとも言われます。これは「2050年の首都ビジョン」に沿った長期構想で、実現すれば公共交通分担率の飛躍的向上が期待できます。2025年時点では計画全体のわずか4%(21.5km)しか完成していませんが、逆に言えば今後数十年で巨大プロジェクトが次々控えている状況です。都市鉄道の整備はハノイの「持続可能で近代的な首都づくり」の要と位置付けられており、2050年カーボンニュートラル達成に向けたグリーン転換政策の柱でもあります。
メトロ沿線エリアの不動産事情と賃貸需要の見込み
メトロ開業や新路線計画は、ハノイの不動産市場にも直接的な影響を与えています。実際、2024年にメトロ2A号線および3号線沿線で駅徒歩圏(半径500m以内)に位置する不動産プロジェクトの販売価格が前年から約40%も急騰したと報告されています。沿線の利便性向上を見越して、ディスカバリー・コンプレックス(チュアハー駅)やMipecリバーパーク、インドシナプラザハノイ(国家大学駅付近)といった物件が大きな恩恵を受けました。これはタイホー(西湖)周辺やミーディン地区など、従来外国人駐在員に人気だったエリア以外にも、新たな居住候補地が浮上していることを意味します。
賃貸需要の面でも、メトロ沿線は今後有望なエリアとなるでしょう。特に2A号線沿線のタインスアン区・ハドン区は、市中心部に比べ家賃相場が割安なためローカルの大型マンション開発が進んでいましたが、メトロ開通で通勤利便性が向上したことで日本人を含む外国人駐在員にとっても「狙い目」の地区となりつつあります。たとえば**ロイヤルシティ(Nguyễn Trãi通り沿い)**はメトロ駅から徒歩圏ではありませんが、最寄り駅の環状3号線駅やタイハー駅からバス接続が可能で、都心オフィスへの通勤時間短縮が期待できます。ハドン区の新興住宅地(Van PhucやVan Khe周辺など)でも、メトロ駅近くのサービスアパートに関心を示す外国人が増えるかもしれません。
3号線沿線は元々ミーディン(My Đình)やカウザイといったビジネス街・外国人居住区があります。この地域では韓国人コミュニティが大きいですが、日本人駐在員にとっても日本人学校・スーパー(日系スーパーはミーディン地区にあり)のアクセスを考えると魅力的です。3号線部分開業によりカウザイ〜ミーディン界隈からザ・繁華街ホアンキエム湖方面への移動がスムーズになったことで、将来的にこの沿線に住む日本人も増える可能性があります。今後地下区間が開通すれば、カウザイ区からハノイ駅エリア(旧市街南端)まで乗換なしで約15分程度と予想され、市中心勤務の方にも十分通勤圏内となるでしょう。
今後開業予定の5号線沿線も不動産市場の注目エリアです。5号線は西湖タイホー地区や日本大使館のあるリンテーエリア(バンカオ起点)を通る可能性が高く、沿線には既に高級サービスアパートやヴィラが立ち並び日本人ファミリー層が多く暮らしています。さらに郊外側のホアラック方面は将来のハイテク産業拠点であり、完成すれば通勤需要が一気に高まるでしょう。同様に、**2号線(ノイバイ空港方面)**が開通すれば、空港近くのソクソン地区や西湖北岸のシプチャ(Ciputra)地区の価値向上が見込まれます。シプチャは日本人学校やゴルフ練習場があり日本人にも人気ですが、現在市中心まで車で30〜40分かかるところ、メトロ2号線で直結されれば利便性は飛躍的に向上します。
総じて、「どの路線沿いに住むと便利か」という問いに答えるなら、現時点では開業済みの2A号線・3号線沿線が通勤・買い物の利便性で優位です。特にホアンキエムやバーディンのオフィス街に通勤する場合、2A号線沿線のタインスアン区あたりに住めば渋滞を避け快適に通えますし、3号線沿線のカウザイ区に住めば将来旧市街へのアクセスも電車一本で可能になります。また「今後伸びそうなエリア」としては、5号線計画のある西湖〜ゴックハイン地区や、2号線予定の西湖北岸地区など将来メトロが通る高級住宅街が挙げられます。こうしたエリアでは既に不動産価格が先取り的に上昇していますが、賃貸物件としての人気も今後さらに高まっていくでしょう。
ハノイの交通事情(渋滞・バイク社会)とメトロ整備の重要性
ベトナムの首都ハノイの交通と言えば、大量のバイク(自動二輪車)と度重なる渋滞が真っ先に思い浮かぶかもしれません。統計によれば、ハノイ市内では少なくとも500万台以上のバイクが日々走行しているとも言われ、1世帯あたり平均2台以上のバイクを保有する計算になります。朝夕の通勤時間帯には主要交差点で激しい交通渋滞が発生し、自家用車の普及も相まって年々その深刻さを増しています。「バイク天国」と呼ばれるこの国でも、あまりの交通量に市民生活への悪影響(大気汚染や騒音、事故リスクの増大など)が問題視されており、ハノイ市は2030年までに市内中心部でガソリンバイクを全面禁止する計画さえ打ち出しています。
こうした中、都市鉄道(メトロ)整備の重要性は誰もが認めるところです。道路交通に代わる大量高速輸送機関としてメトロを充実させることは、渋滞緩和と環境改善の「決め手」と期待されています。実際、先行開業した2A号線・3号線はいずれも主要幹線道路沿いの渋滞ルートをカバーしており、例えば2A号線はグエンチャイ通り~クアンチュン通りの混雑緩和に寄与しています。3号線(高架区間)は国道32号線~スアンティ通り方面の交通を分散し、ピーク時の道路交通量を確実に減らしました。メトロ利用によって「通勤が楽になった」「バイクや車を使わずに済むので安全で快適」と感じる市民も増えており、開業直後こそ物珍しさからの一時的な利用が多かったものの、現在は本当に必要な通勤客が定着していると当局者は分析しています。
メトロ整備が今後さらに進めば、公共交通分担率を現在の15%から将来的に40%へ引き上げることも可能とされています。これはハノイ市が掲げる「持続可能な都市交通戦略」の核であり、質の高い大量輸送機関によって都市の競争力と住民の生活の質を高めようというビジョンです。フランスや日本など支援国の専門家も「交通インフラが整備されればその周辺に開発と投資が誘発される」と指摘しており、実際ハノイでもメトロ開業に合わせて駅周辺の再開発(Transit-Oriented Development, TOD)が模索され始めています。もっとも、インフラ整備と不動産開発を安易に進めすぎると一時的な供給過多による空室も懸念されるため、段階的な計画推進が望ましいとも指摘されています。
いずれにせよ、**「どの路線沿いに住むと便利か」「今後伸びそうなエリアはどこか」といったポイントを判断するには、メトロ網の拡充計画とハノイの交通事情をセットで理解することが重要です。メトロ沿線=快適便利という図式は徐々に現実味を帯びてきており、渋滞の中バイクで通勤しなくても済むライフスタイルが今後ハノイでも定着していくでしょう。例えば、将来的にノイバイ空港から市中心部までメトロで一直線に移動できるようになれば、出張者にとっても画期的な利便性向上ですし、郊外に住む駐在員家族が週末ごとに市内中心へ遊びに来るハードルもぐっと下がります。ハノイの街は今まさに大きな転換期にあり、「メトロで快適に移動できる首都」**へと姿を変えつつあります。その変化の波に乗って、沿線エリアの暮らしや不動産市場にも明るい展望が開けていると言えるでしょう。
情報源: ハノイ都市鉄道管理局(MRB)公式資料、Vietnamnet・VietnamPlusなど現地メディア報道ほか