居住用の物件タイプと間取り

日本の物件との分類の違いや特徴など解説します

ベトナムの物件を選ぶ時、日本とはタイプや表記や内容に若干の違いがあります。駐在員(経営者も含む)がベトナムで居住する場合、は在留資格が必要となり、居住契約書が必要です。また、賃貸人から居住証明書の発行や出入国の届けを行ってもらえるかどうがも重要なポイントになっています。

上記の条件を満たした物件で大きくわけると集合住宅タイプとヴィラ・一軒家タイプとなります。物件を選択する上でベッドルーム数を中心に広さや設備、サービスを比べて選ばれると良いと思います。ほどんどの物件が家具付きなので実際に内見して設備や家具の使い勝手をみることをおすすめします。

サービスアパート Serviced Apartment

物件に応じて、お部屋の清掃、洗濯、リネン交換が週に3回から毎日提供されます。また、プールやサウナ、ジャグジーやフィットネスジムを設置しており、利用料が家賃に含まれているものもあります。お部屋は長期の居住に適したフルサイズのキッチンやバスタブ付きバスルーム、セントラル給湯でお湯をためての入浴が可能なものもあります。日系では大浴場を備えている物件もございます。また、レセプションにはスタッフが常駐していたり夜間の警備員の管理など、安心・便利な生活を送る事が可能です。はじめてベトナムで暮らされる方や単身赴任、共働きのご夫婦様におすすめです。ハノイ、ホーチミンとも物件数も多く、多岐に富んでおり数多くの物件からお探し頂けます。専門の運営会社 なことが多く、レッドインボイスの発行、居住証明の発行など外国人への対応になれていて、比較的トラブルも少ないです。

・高級賃貸アパート。安全/利便性/設備○ 

・ホテル同様のサービス(ベッドメイキング・清掃など)

 ・家電や食器等備品付き。

・外資系(日系)が経営していることもあります。

コンドミニアム Condo

分譲マンションをオーナーと直接契約して賃貸する物件です。同じマンションでもさまざまな間取りがあり、ワンルームから家族向けの3ベッドなどバリエーションが豊富です。また、同じ間取りでもオーナーの趣向でデザインや設備に違いがあります。プールやジムがある事が多く、物件に応じて家賃の他に電気、ガス、水道、インターネット、ケーブルTV、管理費等のお支払いが発生致します。これら家賃以外の諸経費は交渉で賃料に組み込む事も可能です。基本契約ではサービスアパートとは異なり、掃除・洗濯サービスが付帯しておりません。ご入居前に交渉で付帯サービスを組み込むことも可能です。注意点として、人気物件はオーナーが物件を売却した場合は退去を迫られることもあります。また、退去時にデポジットの返金等で海外送金が出来ない、レッドインボイスが発行出来ないこともあり、事前に確認することが必要です。

・分譲マンションを賃貸の為、部屋ごとにオーナーが異なる

・部屋の内装・家具・電化製品がオーナーの趣味で異なる

・地域によっては区画が仕切られた一軒家もあり

(ゲートに警備員在駐) 

一戸建て Single Family Home/Villa

ハノイ、ホーチミンとも比較的郊外に多く、分譲地に建設された庭付きの一戸建てをオーナーから賃貸でご利用する物件タイプです。コンドミニアム同様、家賃とは別に各種サービスの付帯や光熱費等の費用が発生いたします。一戸建て一帯の敷地に入場するのにゲートを設けていて、24時間敷地内の入場をチェックしたり、定期的にガードマンが巡回したりと安全が保たれている物件が多く、小さいお子様がいるご家族の方に好まれます。

・敷地一帯のセキュリティーでお子様のいるご家族におすすめ

・外国人(欧米人)に好まれ、近所付き合いもよい

・付帯サービスは入居前に交渉が必要。家賃が高い

 

ローカルアパート・ホーム Local Apartment / Home

ベトナム都市部は3階建てから5階建てまでの物件で、隣接する物件との仕切りがなく、間口が狭く、長屋タイプの建物が特徴です。エレベーターが無い物件がほとんどで、大通りに面した物件は1階が店舗、2階以上に居住するなど日本とは様式が違います。一棟ごと借りて店舗や事務所と住居を兼用で使用したり、居住部分だけを格安で賃貸したりできます。近所の入居はベトナム人がほとんどで、静かに暮らせる環境は少ないです。また、隣接した建物の仕切りがないことや、道路が狭いなどことにより万が一火事が起きた場合などのリスクは高い場合が多いです。

・郊外や工業団地へ交通の便がいい地域にも物件がある

・低層階のアパートが多い

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